『ドローンで社屋を撮影するぞ!』

突然、社長や上司からそう言われて、あなたが飛ばすことになったらどうしますか?
「ドローンを飛ばしてみたい。」
たしか以前そんなことを懇親会で話した記憶がありますね。

そんな訳で、もしあなたが会社の新規事業や記念日のためにドローンを飛ばして空撮を担当になった時に、
絶対に必要な資格や法律などを、分かりやすくまとめて解説します。

ドローンを飛ばすのに何から始めればいいのですか?

グーグル検索しても、ドローンの機体やスクールばかりヒットして、何から始めればいいのか全く分かりません。
僕のようなドローンのプロでも、始めた当初はどうしていいか分からなかったのです。

ラジコンヘリの人たちや、身近にドローン持っている人は皆無でしたし、ホント困り果ててしまいました。

安心してください!

プロドローンインストラクターが、「何から始めればいいのか分からない!」とお悩みの皆さんに、ゼロから始めるドローン操縦をコッソリ教えちゃいます。

ドローンの資格は必要なんですか?

セスナやヘリコプターを操縦するには国家資格が必要ですよね。
そうなんです、ドローンにも国家資格が・・・と言いたいところですが、

実はドローンを国内で飛ばすには資格は必要ないんです。

安心しましたか?

では、飛ばしましょう!

ちょっと待ってください!

最近、ニュースでこんな記事を見たことありませんか?

『姫路城を無許可ドローンが飛行か?』

『皇居周辺でドローンが飛行』

『ドローン飛行で初の逮捕者!』

そうなんです・・・。
気軽に飛ばしてしまうと逮捕されてしまう事も!

免許は必要ありませんが、知識と操縦技能は必要なのです。

資格は民間団体が発行してる

ちょっと不安になりましたね。
民間団体が発行している資格なんて、役に立つのか分からないし、一体何を教えてくれて、どうしたら自信をもってドローンを飛ばすことができるのか知りたいですよね。

ドローンの操縦資格は、いくつもあるドローンの民間団体が発行しているのですが、その中でも
信頼出来て、費用も明確になっているものだけを厳選してみました。

信頼できる民間資格は複数の団体がある

JUIDA 最大規模の民間団体

日本UAS産業振興協議会(JUIDA)国内認定スクール数が200超、会員数も最大規模のドローンの団体です。

理事長や理事を見てみると、航空力学の研究者が多く、国土交通省航空局とも頻繁に交流をしてるようです。

教育カリキュラムも、歴史や法律、安全管理などドローンを飛ばすのに必要な知識や、飛行の管理のノウハウも覚えられそうです。

実技も10時間以上のトレーニングとなっているので、
全く初めての人が「ドローンを飛ばしたい!」となったら、認定スクールに問い合わせてみるといいと思います。

ドローンを飛ばすのも、人や建物などに当たらないように操縦するのって難しそうですよね。

きっと、ドローンの先生が、はじめの一歩から空撮まで教えてくれると思います。

そうです!
僕も最初はJUIDAの学校に入って、ドローンの飛ばし方を教わりました。

しかも、公認初のスクールの第一期生でした!

ゼロから始めるドローントレーニング(DJIの教科書)

DJI(ディージェイアイ)って聞いたことありますか?

ないですか? それでは白いドローンは見たことありますか?

テレビ番組の「充電させてもらえませんか?」「こんなところにポツンと・・・」で必ず空撮のシーンがありますよね。

そうなんです、あの空撮はDJIのドローンで撮影されたシーンなんですよ。

DJIは世界のドローン市場の8割以上を占めている、ドローン界の巨人なんです。

そのDJIが満を持して発表した教育カリキュラム
「DJIの教科書 ゼロから始めるドローントレーニング」
なんです。

以前から、完全プロ向けの資格「DJI CAMPスペシャリスト」という資格があるのですが、
これはすでにお仕事でドローン(DJIではマルチコプターと呼んでいます)を飛ばしていて、
さらに飛行時間が10時間以上ある人向けなので、ちょっとハードル高い、いや初めての人にはもう難しすぎて、どうしていいのか・・・

でも安心してください
「ゼロから始めるドローントレーニング」はホントに全くドローンを飛ばしたことが無い人向けのカリキュラム。

しかもDJI公認のDJIインストラクターが直々に教えてくれるので、操縦方法や法律だけでなく、DJIの機体の細かいことや、Mavic2Proの詳細設定なんかも教えてくれます。

さらに、国交省への申請に必要な実技時間10時間になるためのオプショントレーニングもあるので、確実に知識を身につけて、飛行実績も10時間以上欲しい場合にはかなり魅力的です。

DPA

ドローン操縦士回転翼3級という資格もあります。

3級と言っても、それ以上の級はまだ無くて、それ以上になるといきなりインストラクターの資格となりますね。

座学の詳細はあまり縛りが無いようですが、基本的な部分だけ学べそうです。

実技も10時間のコースがあるので申請の条件になりますね。

*DPA以外にも、全国各地で独自のドローンカリキュラムによってスクール運営と認定がされています。

講師経験が少ないスクールもあるので、入校前に内容をよく確かめましょう。

凄いぞDJI!

それならDJIのゼロから始めるドローントレーニングでいいですよね?


いやいや、ちょっと待った!

実はそうでもないんですよ。
仕事で飛ばすのを前提に考えると、国からの許可を貰っておかないと、色々と大変なことになるんですよ。

ゼロから始めるドローントレーニングに4時間のオプショントレーニングで国交省へ申請できる条件はクリアできますが、
その条件の細かい部分を知っておきたいと思いませんか?

業務でも趣味でも、ドローンを飛行させようとすると、ほとんどのケースで国土交通省航空局の許可や承認が必要なんです。

そうなんですね!だから簡単には飛ばせないんですね。

じゃあどうすれば許可や承認を貰えるんですか?

国交省から許可や承認を得る条件

まずは、ドローンに関係する幅広い知識が必要なんです。

ドローンと言っても、航空法や小型無人機等飛行禁止法などの法知識。
ドローンに関連する気象、無線の知識、機体の特性、トレーニングの方法やマニュアルの作成、運航の安全管理などの知識
必要なんです。

それに加えて、定められたトレーニングの実施10時間以上のドローンフライト実績がないと申請できないんです。

SNSのドローングループの情報だと10時間以上あれば大丈夫とか書かれてますけど、
実際はこれだけ細かい知識が必要なんですね・・・

そうなると、独学でやるよりスクールに入った方が効率がよさそう。

ところでスクールって無料なんですか?

無料セミナーはありますが、スクールのカリキュラムを受講するには受講料が必要ですね。

ドローンスクールの料金はピンキリ?内容と価格を比較してじっくり検討!

結構値段と内容に差があるんですね〜

それに、許可が取れてしまえば、操縦の上手さなんて関係ないと思っていたのですが、
罰則も強化されているみたいだし、危険回避とか考えると、しっかりと知識と操縦を教えてくれるスクールがいいですね!

スクールによっては、空撮テクニックやドローン測量など、業務に特化した内容を盛り込んだカリキュラムもあります。

ドローンスクールも生き残りをかけて、特徴とメリットを備えているところが増えています。

ドローンで測量もできるんですか??ドローンて万能なんですね。

例えば、撮影と言っても、動画・静止画があって、更にカメラの知識や設定方法も知っておく必要があります。

そして、美しい動画や写真を撮るコツや、定番ショットなども細かく教えてくれるスクールもあるんです。

一般的なドローンスクールの実態は、ドローンブームに乗って、最低限の操縦テクニックしかないインストラクターがほとんどです。
DJIの設定方法すら知らない先生もいるので、実際の動画撮影も「仕事として請け負ったことがない」人ばかりなんだと思います。
冷静に考えると怖い気がしますが、実情はそのようです。

どんな業務にしても、プロから教わった方が後々役に立ちますよね。
受講料から考えても、スクール選びは慎重に行わないと、残念な結果になりそうです。


スクールを選ぶポイントとしては

ドローンによる仕事を継続して行っている実技講師がいる。

危険回避が出来るように、GPSに頼らないマニュアル操作が学べる。

座学のうち 法律、気象、機体構造、トレーニング方法、運航管理は必須

その条件をクリアできるスクールを選べばいいんですね。

さらに、こんな条件を付け加えると完璧

  • ・ドローンに関連する法律を熟知いる。
  • ・ドローン測量、3Dスキャンを教えている
  • ・空撮テクニックを細かく指導してくれる
  • ・カメラの設定や特性を理解している
  • ・飛ばすのに必要な周辺機材も紹介してくれる。
  • ・国交省への申請に必要な項目と、申請方法を教えてくれる
  • ・カリキュラム修了後も練習会や勉強会、オフ会などを開催している
  • ・法改正やルールが変わった時に通知してくれる。
  • ・飛行だけではなく、動画編集や測量データ生成などドローンを使った後の作業まで教えてくれる
  • ・職場や自宅から通える

こうすると、数百以上あるドローンスクールで迷わずに結構絞れてきますね。

お勧めのスクールを教えて欲しいです。

関東近郊でおすすめのドローンスクール

■都内で便利、専門知識の高い講師がいる

D.D.B.A 代官山ドローンビジネスアカデミー
(JUIDA UTC DJIの教科書ゼロから始めるドローントレーニング DJI CAMP DRONE STARプログラミング 測量 屋根点検)

詳しくはこちら


■固定翼や測量、点検に強い

Dアカデミー 関東本部(JUIDA UTC DJI CAMP 測量 橋梁点検)

詳しくはこちら


■自動車学校のノウハウをドローンに応用

mirise ミライズドローンスクール(JUIDA)

詳しくはこちら


東北でおすすめのドローンスクール

■仙台駅近くで座学を学び、風を感じるドームで実技を習得

ヒトロボ
(JUIDA 測量 DJIの教科書ゼロから始めるドローントレーニング DRONE STARプログラミング)

詳しくはこちら


スクールの情報も大切ですが、
何より必要なのは航空法やルールなど、ドローンの規制に係る知識も必要です。

ドローンの法律は二つある

ドローンの法律があるのはご存知ですか?

最近はニュースでも取り上げられるように、法律や条例などでドローンの飛行は規制されています。

また、令和になって罰則が設けられましたので、十分法律を理解して飛ばさないと大変なことになってしまいますので、
しっかりと知識を身につけましょう。

*ドローンの法律は、航空法小型無人機等飛行禁止法の二つの法律です。

航空法ではどんな規制があるのですか?

大きく分けて、飛行が禁止されているエリアや空間。そして飛行するときの方法や条件の二つが規制されています。
国土交通大臣の許可が必要な飛行エリア

1.空港周辺

2.150m以上の上空

3.人口密集地区

空港の周辺が飛行してはいけないのはイメージできますね。
ドローンが旅客機などの航空機と接触しないようにするためです。
でも、どのくらいの周辺なんだかはっきりわかりません。

*空港周辺といっても、各空港ごとに飛行禁止エリアが設定されています。

詳しくは航空法に限定して説明します。

※150m以上の上空では、同じように航空機との接触を避けるために、高さの制限を設けています。

※注意すべきはその高さの意味です。

※ドローンが飛行している真下の土地までの高さを150m未満で飛行しなければならないのです。

※特に山頂から飛行する場合などは、麓に向かった飛行では離陸地点より標高が下がるので、注意して飛行しましょう。

いったいどうやって、ドローンが飛んでいる高度を計るんですか?

*何か特別な高度計などは必要ありません。

飛行方法の記事で分かりやすく解説しています。

※人口密集地区での飛行も禁止されています。

※見た感じで、人が多いところと言うのではなく、国勢調査の結果で人口集中地区が設定されています。

※通称「DID(でぃーあいでぃー)」と呼んでいます。

これらのエリアを飛行させる場合には、国土交通大臣の許可が必要になるんです。

続いて、飛行方法や条件についての規制です。

  • A.日中での飛行に限ります
  • B.目視できる範囲で飛行させる
  • C.第三者や第三者物件から30m以上の距離を保って飛ばす
  • D.イベント会場など催し場所での飛行は禁止
  • E.危険物の輸送は禁止
  • F.物件投下の禁止

さらに令和元年6月に改正された航空法で下記項目も規制されます。

  • G.飲酒時の操縦禁止
  • F.飛行前点検の遵守
  • H.衝突予防の遵守
  • I.危険な飛行の禁止

これだと、気軽に飛ばせませんよね。

A~Fについては、飛行申請をして承認されれば飛ばすことが可能ですが、
H~Iに関しては国交大臣の商人は受けられません。

特に、I.危険な飛行の禁止は具体的な内容が記されていないので、他人が危険だと思って通報された場合などは逮捕されても不思議ではありません。

*飛行前には国交省が定めた知識と操縦トレーニングを行う必要があります。

詳しい内容は、「ドローンの法律 解説編」でお話しします。

もう一つのドローンの法律は「小型無人機等飛行禁止法」

二つもあるんですね~。

そうなんです。
航空法は無人航空機を対象に作られていますが、こちらの法律はドローン以外のパラグライダーなどにも適用される法律です。

こちらは、国が定めた重要施設とその周辺の飛行を制限する法律です。

※自衛隊施設や、米軍施設、首相官邸や、国会議事堂、皇居など国が重要施設として指定した上空は飛行ができません。

※概ね300mの周囲も飛行制限があるので、注意が必要です。

え、ちょっと待ってください。
飛行させたい場所が飛行制限区域なのか、どうやって調べるんですか?
あと、知らないで飛行させちゃったとか、言い訳できないですよね!?

国交省でも飛行エリアが確認できる地図を地理院マップで情報提供しているんです。

じゃあ、飛行前にエリアの確認もしないといけないのですね~
*飛行エリアはスマートフォンアプリなどでも確認できます

橋本 竜

いかがでしたか?
『飛ばす前に要チェック!ドローンに必要な資格とスクールの選び方』を今回はご紹介させて頂きました。
またドローンに関する情報を随時発信していきますので、みなさまのドローンライフの参考になれば幸いです

プロドローンインストラクター 橋本 竜